JV創発会議。
それは、各分野の専門家である独立系士業・コンサルタントのためのコミュニティー。
単純に専門性のある個人の集まりというコミュニティーとは一味違います。
個々の能力を超えた、高度で複雑な秩序やシステムが生まれる仕組み。
つまりそれが「創発」です。
もう少し具体的な話をします・・・
クライアントさんが、あなたの専門分野ではないことで困っている場合
あなたはどうしますか?
「それは私の専門ではないので・・・」
と返すと
「なんだよお金払ってるのに、頼りないなぁ」
と言われてしまうかもしれません。
専門外ではあっても、なんとか持っている知識の中で対応しようとして、
中途半端になってしまい、内心
「専門じゃないんだから仕方ないじゃないか」
と、こちらが思っていても、顧客の満足度は下がってしまいます。
そんな場合は
知り合いの専門家を紹介するというのが一般的ですが
そうすると、クライアントを持っていかれてしまうこともあります。
あるいは逆に誰かのクライアントを紹介された場合、
紹介料などで、面倒が起こることも考えられます。
ビジネスの場面では時に、JV~ジョイントベンチャーといって、違う専門家同士がゴールや志を共有して行動することがあります。
よくあるJVは、リストの共有が目的ということがほとんどで、お互いのリストを食い荒らすだけで終わってしまうということも多々あります。
誰のためのジョイントかといえば、「自分のため」。
JVで組んでいる相手のことすら本当に考えているのか疑問です。
JV創発会議のJVは、これまで当たり前と思われていたJVの考え方とは似ているようで全く違います。
一般的に知られているJVと、私たちJV創発会議が勧めているJVを以下のように定義してみました。
リストを持っている人と、コンテンツを持っている人がお互いに協力して集客を進めるという、コンサルタント業界でよくみられるJVです。
主催者同士のリストを共有するだけでなく、アフィリエイターのリストをお金で買うということもあります。
自分の専門と違う分野で困っている知人や仲間を知り合いの専門家に単純に紹介するだけという、異業種交流会などで良く見られるJVです。
紹介して成約すると自分のポイントになったり、紹介料が発生したりするのがこのJVです。
これは、いかにクライアントのお困りごとを解決するかということにフォーカスし、専門家がそれぞれ自分の持ち場でサービスを提供し、お互いのクライアントの問題を解決するというJVです。
自分の専門外の問題を抱えているクライアントの対応へのストレスなしに、お互いに協力し合い、それぞれが自分の本業に専念できます。集客も営業もすることなく、クライアントを共有できることになります。
このクライアント貢献型JVをリアルに実現し、メンバー全員がお互いの本業を支援し、お互いのクライアントを支援することで、お互いのクライアントを含めた経済圏ができ、集客と営業から解放され、専門業に集中できる環境となります。
それが「JV創発会議」です。
JV創発会議では、「A:安心・A:安全・P:ポジティブ」な状態を継続する事が一番重要だと考えます。
自分自身が「F:不安・K:危険・N:ネガティブ」の状態にある時、それは周囲に伝わります。
ですから、まずは自分自身がAAPの状態である事が必要です。
とはいえ、自分ひとりでAAPの状態を保つことが難しい場合もあります。
そんな時、AAPが保たれているコミュニティーに身を置くことで、身心のバランスを回復することができます。
自分と環境は密接に影響し合っています。
まずは自分自身のAAP、もう一つはチーム内のメンバーとチーム全体のバランスを含めたAAP、この2つの視点が大切です。
心の平和。
全ての局面で「恐れ=過去の記憶に対する恐怖」「不安=未来に対する恐怖」「気がかり=現在の明確に言語化できない恐怖」がないこと。何らかの「恐れ」「不安」「気がかり」がある時は、コミュニティーで共有することで解消し、安心が取り戻せます。
まず、始めに意識するのは「気がかり」を無くすこと。ちょっとした気がかりでも、共有して解決することで、ビジネスやチームのパフォーマンスが上がります。
ビジネス上、身体上あらゆる場面で「痛み」「不調」「アクシデント」がないこと。「アクシデント」は、いいこと悪いことも含めて「思いがけない出来事」と定義します。自分や自分の周囲に嬉しいアクシデントが起こった場合も、何か自分自身に危険性がないか、環境が揺らいでいないかということに意識を向けてみるのが安全を高める第一歩です。
最高のチームの条件は「心理的安全性」が担保されているということだと言われています。「安全」の定義を知っておくことも非常に重要なことです。
肯定的であること。
ネガティブなことを言ってはいけないという意味ではありません。進んでいたところから戻っても、逃げ出してもかまいません。そのことについても、肯定的でいるのが重要です
それは自分に対してもそうですし、人に対しても場に対しても「そういうのもありだよね」「なるほどね」と言えることです。
ポジティブな状態になると、行動がスムーズにスタートし、楽しく継続し、目的に向かって近づいて行くことができます。
AAPを追求し続けること。
「AAPだから言うのやめました」「AAPだから何を言ってもOK」などという固定された考え方がAAPを劣化させることになります。「AAPの状態を維持しながら伝えるにはどうすればいいか」を考えるのがAAPの質を上げていくことになります。AAPにこれで終わりはありません。常に考える、ずっと継続するのが重要です。
その他の「C」、「Community」「Communication」「Company」「Creativity」…などについてイメージするだけでも、AAPの質は高まってきます。
JV創発会議ではJVの形を4つのカテゴリーに定義しています。
安心・安全・ポジティブなコミュニティーで生まれたクライアント貢献型JVの事例をご紹介しましょう!
JV創発会議のメンバーは主に士業、コンサルタントです。
単に士業、コンサルタントのコミュニティーというだけなら他にもたくさんありますが、JV創発会議が他のコミュニティーと大きく違うポイントは、専門技術チーム(大森動画工房)との密接な提携があるということです。
自社、もしくはコンサル先でビジネスツールが必要になった場合、ビジネスツールが必要になった時、従来なら、それぞれ別々の業者を探し、相談依頼するしかありませんでした。
その場合、必ずと言っていいほど相見積を取るところから始まり、発注すれば、ヒアリング、仕様書の作成、契約書を交わし、毎回それぞれの業者に、自分の仕事内容を説明したり、ロゴやプロフィール写真を送ったりといった同じような作業が発生します。
ツールごとに別々の業者に依頼すると、発注するたびに同じことを何回も話さなくてはならない上に、イメージが伝わる業者とそうでない業者があって、出来上がってきた制作物に一貫性がなかったり、導線がつながらなかったりするものです。
さらに、業者によって違ったアドバイスをしてくることがあって、だんだん自分自身が迷子になってしまうことさえあります。
技術チームがコミュニティー内にいることで、そういった一切のストレスから解放されます。
専門技術チームが一貫してサポートすることにより、情報共有が可能となり、ビジネスの導線の構築から制作まで統一感を持って進めていくことができます。
コロナ禍で、専門知識がなく右往左往する人が多い中、JV創発会議のメンバーは、大森動画工房と提携することにより、本業に専念することができています。
他のコミュニティーではなかなか見られない仕組みのため、限られたページ内では、お伝えしきれません。
そのため、JV創発会議は定期的に事業説明会を開催しております。
もっと詳しく活動内容を知りたいという方は、ぜひ事業説明会へご参加ください。
昨今の社会情勢により、事業説明会はオンラインにて開催しております。
開催日程につきましては、 折り返しメールにてお知らせいたしますので、必要項目をご登録の上、メールチェックをしておいてください。
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